【中学受験社会】時事ニュース本より3倍役立つ「時事問題対策」とは?
【中学受験社会】時事ニュース本より3倍役立つ「時事問題対策」とは?
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今津です。
大阪・十三で書いています。
今回は「時事問題」について考えてまいります。
今は2025年1月下旬ですが、関西地区は中学入試が終了し、平静さを取り戻しています。
ですが、首都圏と中京地区は2月第一週まで入試が続きますので、こちらはまだまだ気が抜けません。
ワタクシは大阪と東京に週の半分ずつ滞在しておりますので、半分は落ち着いた状況で、半分はまだまだ戦闘態勢ですw
2月1日からの週は、首都圏では東京・神奈川、中京地区も難関中学の入試が残っています。
毎年出てくる出題傾向はあまり変わることがないのですが、ただ一つ、社会の時事問題だけは毎年何が出てくるのか想像できません。
時事問題については、まさに生鮮食料品のような扱いで、直前に作問されてその年のうちにしか使えないのです。来年になれば、時事問題でも何でもなくなってしまいます。
まだ入試が終わっていませんので、2025年1月入試では何が時事問題として取り上げられたのかを分析してみます。
【2025年1月入試で出てきた時事問題とは?】
時事問題は基本的に前年の1月から10月または11月頃までの出来事が問われることが多いです。
1月入試の場合、まれに12月中旬頃までの出来事が出題されることがあります。
その場合は入試説明会で「時事問題」についての事前告知のようなものをお話しなさることが多いように思います。
つまり、1月入試の場合だと、12月の出来事も出すかもしれない、と説明会で発言があったら、12月は特に注意深く出来事をチェックする必要があります。
2025年1月入試で取り上げられた出来事は、おおよそ次のものが多かったようです。
・能登半島地震
・岸田内閣退陣/石破茂内閣総理大臣誕生
・郵便料金値上げ
・アメリカ大統領選挙
・新紙幣発行
・パリ五輪
・夏の猛暑
など
【時事問題によく効く対策とは?】
これらの内容は2025年2月入試には出題される傾向にあるものの、これらは2026年度入試には時事問題として出題されることはありません。
逆に言えば、2月の入試を受ける予定で、なおかつ社会を受験なさる方は今から絶対にチェックしておくべきことです。
遅くはありません。ゼッタイに、ゼッタイにチェックしてください。
入試が来年以降だ、という方は今から少しずつ対策しておくべきです。
「2024年出来事」などで検索をかけても問題はないのですが、中学の社会の先生が時事問題を出題するねらいはそのような小手先のテクニックをチェックしているわけではもちろんありません。
日頃から社会の動きをつぶさに観察できているかをチェックしています。
最近の傾向として、ただ単に出来事を知っているか知らないのかを聞いてくるというよりかは、その出来事を知っているものとして新たに文章や資料を読ませ、答えさせるという流れになりつつあります。
ですから、小手先の知識だけだとすぐにボロが出てしまいます。
日頃からチェックする、ということはわかっている。
でも、どうすればいいんだ?
そうですよね。
新聞を読めばいいのですが、大人が読む新聞をガッツリと読める子は、あまりいません。
少なくとも、あなたのお子さまは難しいと思いますw
なぜならば、国語でお悩みの方がワタクシの存在を気にしているはずですし、国語が難しいお子さまが新聞を読むとは思えません。
でも、新聞は読んでほしいのです。
そこで、「小学生新聞」をおススメします。
朝日・毎日・読売の各新聞社で小学生新聞を発行しています。
どこも月額2千円前後ですし、デジタルで発行しているところもあります。
ただ、一つだけ気をつけていただきたいことがあります。
それは、新聞を取るだけ取って、ほったらかしにすることです。
最初のうちはお子さまにとって物珍しいので小学生新聞に目を通しているかもしれません。
しかし、しばらくすると飽きてきて、昔の進研●ミのようにうずたかく積まれてまったく読まなくなってしまいます。
それだと、何をしているのかさっぱりわかりません。
そこで、保護者のみなさまも小学生新聞を手に取り、その記事の内容について親子で会話をしていただきたいのです。
そうすれば、新聞を手にとり読み続けることにつながります。
それだけでなく、記事を読んでインプットしたことを題材に会話をすることで、ディベートの練習にもつながります。
これってとても大事なことです。
記事についてとても深く理解できるだけでなく、しっかりと記憶にも残ります。
さらに、入試本番でその内容が出題されたときに、その出来事の本質を理解できていますから、バッチリと解答することができます。
社会の先生が時事問題を出題する真の意図はまさにそこなんです。
小手先のテクニックではなく、きちんと出題者の真の意図を汲み取り、きちんと準備なさることをお勧めいたします。
早速、小学生新聞を申し込んでお読みください。
大人が読んでも、とてもわかりやすい内容でためになります。
※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。
https://www.youtube.com/channel/UCXjRog4hrGgalEXcpjU4azg
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