【中学受験】読書をさせても読解力が上がらないこれだけの理由とは?

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【中学受験】読書をさせても読解力が上がらないこれだけの理由とは?

【中学受験】読書をさせても読解力が上がらないこれだけの理由とは?

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今津です。

新宿で書いています。

【読解力がないと困る!】

読解力がないと困る。

これはみなさま、いちいち言わなくともおわかりでしょう。

ないと困るのが読解力。

読めない、イコールインプットができない、ということです。

学年が上がるごとに、教えてもらって理解することよりも、自分で読んで理解することが多くなります。

高学年にもなって「習っていないから、わかりません」なんて言っている時点で、そのお子さまは残念ですが中学受験をなさらないほうがいいかもしれません。

自分で考えてなにがしかのアウトプットをする力を中学受験では求められているからです。

小学生ですから、親や先生を頼ることもまだまだあります。

しかし、べったりと何でもかんでも親や先生から習っているお子さまはたいていの場合、伸び悩んでいます。

だから自分で考えるようにしてほしいのです。

が、頭が空っぽだと何も考えられません。考えるための元データが必要です。

それは、親や先生から教えてもらったこともなんですが、それ以上に自分で読んで理解したことが元データとなる量が圧倒的に多くないとダメです。

そのようなお子さまが、高学年になってくるとグイグイ伸びるからです。

高学年になってから伸び悩んでいるお子さまの大半は、親や先生から教えてもらうウェイトがものすごく高いです。

だから、自分で読んで理解する力が大切となるわけです。

【本を読んでも読解力が上がるわけではない理由とは?】

読解力は大切だ。

よし、今日から本を読ませよう。

…というわけで、本を読ませたとします。

それで、お子さまは順調に本を読んでいったとします。

それでも読解力がつかないお子さまが結構います。

どうしてなのか?

理由は「ぼんやり読んでいるから」です。

ただ単に字を追っていて、活字を目にすることが心地よくなっているだけのお子さまもいらっしゃいます。

なぜただ単に読んでいるだけだといけないのか。

例えばの話をします。

あなたが何か大切な持ち物を紛失したとしましょう。

あなたは、必死になってその持ち物を「探し」ますよね?

記憶をたどってみたり、立ち寄ったお店などに連絡を取ってみたり、とにかく必死になってその持ち物を「探す」はずです。

そしてようやくその持ち物が出てきたります。

ところが、何となくぼんやりと「どこに置いたっけ?」と思いながら、あなたのまわりを特に問題意識も持たずにキョロキョロしたとします。

見つかりそうですか?その大切な持ち物を?

きっと、見つかりそうにないですね。

そんなことをしていたら、永遠に見つからないかもしれません。

しかし、ふとよく立ち寄るお店のマスターからスマホにメッセージが届きます。

「これ、あなたのカバンではありませんか?お店に置きっぱなしになっています。」

そこでようやくなくしてしまった持ち物を見つけることができるかもしれません。

後者の見つけ方は前者の見つけ方に比べて、楽に見つけることができます。

しかし、もし誰も手助けをしてくれなかったら、永久に見つけることができません。

本を読むときも同じです。

ただ単に読んでいるだけだと、本当に大切なことや気づくべきことを見逃してしまいます。

そうではなく、何が大切なのか、どうしてそうなっているのかを必死で探したり考えたりしながら読むと、それらを決して見逃すことなく読み解くことができます。

その力のことをまさに読解力と呼ぶわけです。

ただ単に本を読んでいるだけの状態では、読解力は身につきません。

なぜならば、それはただ単に「読んでいる」だけの状態であり、「読んで理解している」とは限らないからです。

英語のニュースをまったく理解せずにぼんやり聞き流しているのと、何を言っているのか必死にくらいついて理解しようとしているのとの違いと、まったく同じです。

聞き流していればおのずと力がつく、という人もいると思います。

ワタクシは、それは違うと思っています。

もしそれが正解であれば、日本中の人たちが英語をかなり理解できるようになっているはずです。

ぼんやりやっていて、上達できるはずがありません。

ところが、何か問題意識を持ちながら必死に読書をするだなんて、そんなことあなたはいつもやっているでしょうか?

しないですよね。

いやいや、集中して読んでいる、という方もいらっしゃるでしょう。が、それは少数派です。

なぜしないのか。

すれば頭を使いますし、しんどいからです。

人間は、なるべく頭を使いたくない生き物です。

頭を使うのはしんどいことで、膨大なエネルギーを消費してしまうからです。

お子さまも同じです。

できれば頭を使いたくないわけです。

だから、「集中して本を読め」とお子さまに指示したところで、おそらくできていません。

できていたとすれば、もともとそのお子さまは読解力をものすごくお持ちだったり、優秀だったりするはずです。

本を読むときは「問題意識をきちんと持つ」ことです。

それを行い続けると、読解力がびっくりするくらい短期間でついていきます。

ただ、言うのは簡単で、させるのは至難の業です。

ご家庭でそれができない、ということでしたら、ウチの教室へお越しください。

プロとして、アマチュアのみなさまとは明らかに違う仕事をきちんと行っています。

※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。

https://www.youtube.com/channel/UCXjRog4hrGgalEXcpjU4azg

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