【中学受験】絶対に受かる学校の選び方
【中学受験】絶対に受かる学校の選び方
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今津です。
大阪・十三で書いています。
先日、ワタクシは「志望校選びはとても大事だ」ということを書きました。
それは、模試結果等を見て、ほぼ受かるはずの学校を必ず1つ入れて受験をしてください、というものでした。
ただ、その受かるはずの学校はどこでもいいというものでは、もちろんありません。
あくまで、仮に入学することになったとしても、大丈夫だという学校でないといけません。
そう言うと、「そんな学校はありません」とおっしゃる方がいます。
いやいや。
あのー、ちょっといいでしょうか。
中学受験で受験可能な学校は、首都圏で約300校、関西で約140校、中京地区で約70校もあります。
広島や福岡はそれよりも少なくなりますし、地方には、1つか2つしか受験可能なところがないというのが普通です。
それらのエリアの方からすると、選びたい放題ではないでしょうか。
ならば、どのようにしてそのような「ほぼ受かる学校」を選べばいいのでしょうか。
今回は、そのことについて触れてまいります。
【総合偏差値マイナス5の学校】
まずどのレベルがいいのか、ということが気になります。
ワタクシは3科ないし4科の総合偏差値のマイナス5をおススメしています。
ものすごく不安な場合は、マイナス5から10の範囲がいいかもしれません。
ただ、10以上離れてしまうと、もしその中学に入学することになった場合、おそらくお子さまとまわりの方たちは、いろんな意味でギャップが生じます。
簡単に言うと、学力の差がありすぎて、あなたのお子さまは学校の勉強を簡単に感じてしまったり、だんだんといろんな意味で不安になったりしはじめます。
10以上離れてしまうと、まわりの方たちとの会話がかみ合わないこともよくあります。
その結果「この学校を選んだのは失敗だった」という気持ちが強くなり、学校に行きたがらなくなってしまうことだってあります。
5程度もしくは5~10程度下ならば、その確率はグンと減ります。
もしもギャップに悩んでしまうということでしたら、入試当日によっぽど調子が悪くていつもの力がまったく出なかった可能性が高いです。
言葉を選ばずに言うと、5もしくは5~10程度下の学校にしか受からないということは、あなたのお子さまは本来そのレベルだったということでもあります。
なので、普通に考えるとギャップは生じません。
それでもギャップを感じているということであれば、それはあなたのお子さまのプライドの高さがそうさせている可能性が高いです。
プライドの話はまたいつか別の機会にするとして、通常ギャップは感じにくいです。
その学校でしっかりと学んでいただき、成績上位に常に食い込んでいただくことで、大学をお受けになられる際に中学受験のときの仇を討つことが十分に可能です。
【特にマイナス面を感じない学校】
プラス面をいろいろ感じて魅力的に思う学校を、どなたもお選びになります。
学校のレベル以外において、プラス面をお感じになる学校をほぼ受かる学校として受験なさることができれば、それに越したことはありません。
ただ、そのような学校がなかった場合、特にマイナス面をお感じにならない学校をお選びになると失敗が減ります。
どの面においてマイナスにお感じになるかはその方によって大きく異なります。
マイナス面がないということは、特に問題がないということでもあります。
入学後、学校になんでもかんでもしてもらうというよりかは、こちらから能動的になり、学校をうまく活用しましょう。
この点においては、公立校は柔軟に動いてもらえないので、活用できることは望めません。
ああしてほしいだとか、こうしたいだとかが公立校では望めないのです。
だから、せめて勉強面だけでもどうにかしたいと思って、塾に通う人がたくさんいるわけです。
マイナス面を特に感じないというのは、別の意味で考えると失敗も少なさそうだということです。
これは見方によっては大きなアドバンテージです。
一度そのような視点でいろんな学校をチェックしてみてください。
たくさん選択肢が出てくるのではないでしょうか。
【大学合格実績は、あくまで「他人のお子さまの話」】
お父さまに多いのですが、大学合格実績にすごくこだわる方がいらっしゃいます。
否定はしません。
でも、その数字は、見たこともない生徒さんが出した数字であって、あなたのお子さまが6年後に出してくる数字ではありません。
ワタクシも含めて、オトコってスペックを気にします。
昔だったら、ウチのお父さんの乗ってる車が120馬力もあるだとか、ボクの乗っている自転車は5段変速だとか、そういうのが気になって仕方がないんです。
合格実績も確かに選択肢を選ぶ際の指標になることはなります。
が、それは参考程度にしてください。
一人でいくつも受かって実績を稼いできた生徒さんのものもあるわけです。
あくまで、その学校の教育の中身をチェックしてほしいのです。
もし可能ならば、入試説明会や学校見学会に参加していただきたいのです。
ホームページやパンフレットに掲載されていることで決めるのではなく、その場で感じる空気感を大事にしていただきたいのです。
空気感については、男性よりも女性のほうが感度が高いかもしれません。
文字や数字では決して表現できない何かをチェックしてみていただきたいのです。
その上でお選びになった学校は、間違いが非常に少ないといえます。
【国語表現や読書指導があるかどうか】
最後に、国語に力を入れていたり、読書指導を重視している学校はおススメです。
というのは、それほどレベルの高くない学校の場合、読解力にいろいろと課題を抱えているお子さまが在籍しているケースが多いからです。
ワタクシがいつも申し上げているとおり、読解力がないと頭の中に情報が入っていきません。
頭の中に何もなければ、何も考えることができません。すなわちアウトプットがないということです。
ですので、生徒のことをきちんと考えてどうにかしないといけないと真剣にその問題に対峙している学校は、間違いなく国語指導や読書指導に力を入れています。
そこがおろそかになっているのに、やれ大学の実績がどうだとか、やれ情操教育がどうと言っている学校はおススメできません。
ワタクシが国語屋さんだからそう言っているのではありません。
2年間私立の女子校に指導に行った経験からそう言っているのです。
※この記事をYouTube動画でも配信しています。みなさまラジオのようにお聴きになっていらっしゃいます。よろしければどうぞ。
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